大学入試物理の勉強法 塾・予備校で伸び悩んでいる人が偏差値70を超えるためにすぐに取り組むべき5つのこと

1 まずは,基礎理解の確認。

よく「基本問題は解けるけど,応用問題になると手がつかない」という質問を受けますが,そのような生徒は「応用力が不足している」というより「実は基本の理解があいまいである」ことが多いようです。

どのような物理の入試問題も所詮基本事項の組み合わせです。

応用問題が解けないという問題に直面している人は,まず自分がその分野の基本的事項を正しく理解しているかを確認しましょう。

例えば,力学が苦手な人であれば,

  • エネルギーとは何かを説明できるか。または,保存力や位置エネルギーとは何かを説明できるか。
  • どのようなときに力学的エネルギー保存則が適用できて,どのようなときは適用できないかを説明できるか。
  • 力学的エネルギー保存則と運動量保存則の違いを説明できるか。

などを自身で確認してみてください。

それができなければ,エネルギー保存が使えない問題でエネルギー保存則を用いて問題を解いてしまう可能性が高くなってしまいます。

2 苦手分野は必ず「イチ」から復習しなおす。

物理は,「力学は得意だけど波動は苦手」のように分野によって得手不得手が大きく分かれやすい科目です。

しかし,多くの大学が大問3題または4題で,例えば「力学1題,波動1題,電磁気1題」のように各分野ごとに大問1題ずつ出題されるため,波動が苦手だと場合によっては30点近く失点をする可能性が出てしまいます。

まず,自身の苦手分野をリストアップして,その分野はもう一度最初から理解しなおすつもりで,しっかり復習しましょう。

3 入試問題にチャレンジする。

「セミナー物理」や「リードα物理」などの教科書傍用問題集や,「物理のエッセンス」のような基本問題集で学習している人は,ぜひ入試問題集や過去問にチャレンジしてみてください。

基本問題集は初学者が取り組みやすいように,ポイントを見抜きやすい問題にしてあります。

しかし,実際の入試問題は情報量も多く,正しく理解・整理できていなければ解答できないように作られているので,基本問題集で基本を固めたら,入試問題集や過去問をつかってさらにアウトプットの能力を高める訓練をしていってください。

4 解答スピードを上げる。

ある程度物理の理解が進んでいる人は,より実戦的なことを意識しましょう。

模試や入試問題のなかには,問題文が長くゆっくり読んでいては時間内に解ききれない問題も出てきます。

そのため,すばやく問題の主旨と必要な情報を見抜くことも重要になってきます。

したがって,問題集を解くときには,まずは理解を優先して丁寧に解くことを意識して,理解があるていど定着してきたら,今度は同じ問題をポイントを素早く見抜いて解くように意識しましょう。

また,物理の大問は一連の流れをなしているものが多いため,最初の方でつまずいたり,ミスをすると大量失点につながってしまいます。

解答スピードを上げて,平易な問題を短い時間で解けるようになると,難度の高い問題に時間をかけたり,見直す時間を作ってケアレスミスを減らすことができるようになるため,得点力が飛躍的に向上します。

5 微積分を毛嫌いしない。

高校物理の学習において「微積分」を使うべきか,それとも使うべきではないのかは,講師の間でも意見の分かれるところです。

これまで,物理が苦手な生徒が微積分を使って講義する講師に教わって,物理に対する苦手意識がさらに増してしまったところを何度も見てきました。

高校物理の教科書は発展事項を除いて,微積分を使うことはないため,入試問題のほとんどの問題は微積分を使わずに解答することが可能です。

従って,私は微積分を使わずに(さほど時間をかけずに)解ける問題は無理に微積分を使わなくてもよいと考えていますが,微積分が物理学を学ぶ上で非常に強力なツールであることもまた事実であると思います。

例えば,位置エネルギーは「保存力がその位置から基準点までにする仕事に等しい」ので,積分を使って求めると,

重力による位置エネルギー

重力による位置エネルギー

ばねによる弾性エネルギー

ばねによる弾性エネルギー

q〔C〕のもつ電気的な位置エネルギー

q〔C〕のもつ電気的な位置エネルギー

 

 

 

 

のように簡単に求めることが出来ます。

従って,全ての問題について微積分を使って理解しようとしなくてもよいのですが,ある程度物理が出来るようになってきたら微積分を使うと理解しやすい単元に関しては積極的に微積を取り入れてみると,今まで散逸的に理解していた現象が統一的に理解できるようになります。

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