大学入試物理の勉強法 まったくできない状態から偏差値60を目指すためにやっておきたい5つのこと

1 むやみやたらに公式をおさえても物理ができるようにならない。

まず最初に意識をしてほしいのは,理解を伴わず公式を暗記して,簡単な例題を使って公式に代入して解いていくという学習は,始めのうちは順調に進んでいても途中から全く分からなくなって授業についていけなくなる可能性が高いということです。

また,この学習法をとっているとその公式の意味が分かるようにならないため,文章の短い練習問題は解答できても,様々な条件や現象の絡む入試問題になると,どの公式を使えばよいのか,または,どの値を代入すればいいのかが判断できないため合格に必要な点数をとることが難しくなってしまいます。

物理は覚えることが少ない科目だからこそ,正しく理解して使えるようにすることが何よりも重要だということを念頭において学習を進めていきましょう。

2 まずは力学で物理の考え方を身につける。

「力を加えるとモノが動き出す。」

力学は物理現象の中でも,最も身近でイメージしやすい分野です。

まずは,力学で物理の基本的な考え方を身に着けましょう。

ただし,最初に学習する「物体の運動」,「力のつり合い」,「運動方程式」のあたりが比較的簡単なためか,ここで手を抜いて学習すると,後の「保存則」,「円運動」,「単振動」で急についていけなくなるので,イメージしやすい最初の単元で基本的な理解を完璧にしてください。

3 力の図示が力学の基本

 まず,ある程度物理ができるようになるまでは,物体にかかっている力をすべて図示する癖をつけましょう。

例えば、

大学物理勉強法の図1

問 丸い物体にかかる力を図示せよ

上の図のように放物運動をしている物体にかかる力を,正確に図示できますか?

 

物理勉強法図2

誤答例(左)と解答(右)です

※誤答例が左で、解答が右です。

左の図のようにうっかり物体が進む方向に矢印を書いてしまう人がいますが,右図のようにこの物体にかかっている力は重力(向きは地面に向かう方向)のみですね。

物理は,「物体にかかる力」を考えることによって「物体の運動」を予想する学問です。

まずは,力を正確に書き出せるように練習しましょう。

4 保存則が最初の壁

物理が苦手な生徒に,どのあたりからついていけなくなっていったか聞いてみると,どうも保存則(エネルギー保存則および運動量保存則)のあたりからよくわからなくなっている生徒が多いようです。

実際に模試や過去の入試問題の力学の大半は保存則を使う問題が含まれているので,ここを乗り切れるかが入試物理を習得していくうえで最初の壁になるようです。

保存則がどういうものなのか,保存則をどの場面で使うべきか,そもそもエネルギーや運動量というのは保存されるものなのか,問題を解けば解くほど疑問は深まっていきます。

これを解決する唯一の方法は,「エネルギーとは何か」および「運動量とは何か」という根本に立ち返って理解することです。

多少複雑な数式を処理しなければならないのですが,出来れば一度エネルギー保存や運動量保存が整理することを証明してみてください。力学への理解が一気に深まることが実感できると思います。

5 オススメの参考書

しかしながら,独学で教科書などを参考にして,力の図示ができるようになったり,エネルギー保存を証明するのは至難のワザです。

以下に,物理が苦手な人でも比較的理解しやすい説明が載っている参考書・問題集を挙げておきます。学習のサポートに利用してみてください。

  •  橋元の物理をはじめからていねいに(東進ブックス)
  •  物理のエッセンス(河合出版)

 

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