大学入試英語の勉強法 まったくできない状態から偏差値60を目指すためにやっておきたい5つのこと

大学入試の英語は、やるべきことが多く存在していますから、どこから手をつけて良いのかに悩むかもしれません。

しかし、英語は語学です。語学ですから、どこからどんな形で学習を始めても力はついていきます。どのような勉強も、無駄になることは決してありません。

とはいえ、まだ受験英語の勉強を始めたばかりの受験生にとってはどうしたら良いのか悩んでしまうことと思います。

そこで、ここでは、とりあえず何から始めたら良いのか悩んでいる受験生を対象にアドバイスをまとめたいと思います。

1 まずは品詞の基本を知る

※というわけで、中学英文法を総復習しましょう。

わざわざこの記事を読んでくれているのであれば、成績を上げるための近道をお伝えします!

中学英文法の復習です。

「中学英文法なんてやってられるかよ」という気持ち、よくわかります。

「むしろ、近道じゃなくて遠回りだろうがぁ」という憤りも、よくわかります。

「いまさら面倒くさいな」という気持ちは、なるべく表情に出さないようにしてくださいね。

そういう気持ちはよくわかりますが、偏差値60を狙っていくのであれば何はなくとも中学文法です。なぜなら、偏差値60レベルの成績であれば必要とされる文法レベルはたいして高くはないからです。割合的には、おそらく中学レベルで7割くらい決着がつきます。あとは、残りの3割程度(高校レベル)をしっかりと身につければ良いだけです。

ですから、ゼロから偏差値60を目指すことは、不可能なことではないのです

そして、配点の多くは長文読解におかれています。文法のみが直接問われても、それほど致命傷にならないことが多いのです。(ただし、志望校によって傾向は異なります。詳しくは過去問を見てみてください。)

したがって、文法問題の重要性は「偏差値60を目指す」ということであればそれほど重要ではありません。まずは中学文法とプラスアルファをしっかりと頭にいれましょう。

中学文法の復習は、その気になれば1週間から2週間でできるはずです。市販の標準レベルの中学受験文法の問題集やタイトルに「総復習」などの名称が付いている問題集に取り組んでください。

そして、その総復習にあたっていくつか注文があります。

○品詞を把握する

原則として、英語の文は動詞・名詞・形容詞・副詞の4つのみでできています

(ここでは、他の細かい品詞(間投詞など)はおいておきます)

つまり、英語の文に参加するためには、動詞か名詞か形容詞か副詞でなければならないということです。

例えれば、英文というパーティー会場に入るにはドレスコードがあって、4種類のどれかのドレスを着ていなければパーティーに参加できないということなのです。

でも、中学文法では上の4つ以外の品詞についても学習したはずです。

不定詞も勉強しましたし、分詞やら動名詞やら前置詞やら関係詞やら、いろいろ勉強しました。

それじゃぁ、4つの品詞以外の不定詞とか分詞とか関係詞とかはどうなるんだ?ということになりますよね。

不定詞や関係詞はパーティーに参加できないのか、という(その例えがピンとくるかどうかは知りませんけど)。

実際、結構な頻度でパーティーに参加してたじゃないか(=英文に登場してきてたじゃないか)、という。

これはどういうことなのでしょうか?

その疑問は、次のように考えると解決できます。

  • 英語の文が上の4つの品詞のみで成り立つ

    ↓

  • その他の品詞は(結果的に)4つの品詞のどれかになっている

例えば、不定詞が英文に参加しているときには、名詞か形容詞か副詞のどれかになっているのです。つまり、どれかのドレスを着ているからドレスコードをクリアできるのです(しつこいですけど、この例えで最後まで行こうかなと)。中学レベルの関係詞であれば、形容詞のドレスを着ていることでしょう。前置詞であれば、最終的に形容詞か副詞になっています。このように、その他の品詞も結局は4つの品詞のどれかになっているんだな、ということを意識してみてください。理解が今までよりも大きく広がるだろうと思います

ただし、細かい内容まではまだわからなくて構いません。わかる部分だけで大丈夫です。

というわけで、このことを意識しながら中学文法の復習にあたってみてください。意識しながら学習するだけで、最終的には「使える」文法となるはずですし、偏差値60により早く到達することができるようになります。

2 次に文型の基本を知る

英文の形は、動詞を中心に考えると大きく5つに分類できます。これを英語の5文型と呼びます。

  1. S V
  2. S V C
  3. S V O
  4. S V O O
  5. S V O C

ここでそれぞれの文型について解説することは控えますが、中学レベルの基本的な問題集で文型に慣れておきましょう。

そして、いまさらのことですが不規則変化する動詞の活用について不安のない状態にしておいてください!

面倒がらずにもう一度復習してみると、意外と抜けがあることに気がついたりします。

※一般的な問題集には巻末などに変化表が載っています。その表を覚えておけば十分です。

3 通常とは違う語順があることを覚悟しておく

文型の学習をした直後に言う話ではないのかもしれませんが、実際の英文では上の5文型通りの順番ではないこともまあまああります。

「だから英文法はイヤなんだよー」という声が聞こえてきそうですが、逆に言えば受験生の多くが苦手としている部分ですので、悲しむ必要はありません。中学文法を勉強している段階では、そういうこともあるという覚悟をしておけば十分です。

ちなみに、通常の順番とは違っていたり、英文の構造がわかりにくいときというのはだいたい以下のようなこと(主に高校レベルですが)が起こっています。

○文型のルールから逸脱している(または、逸脱しているように見える)文法事項

  1. 倒置(前方への移動)(否定の意味を持つ副詞、場所や方向の副詞、補語、他動詞や前置詞の目的語、肯定文を受けた so、否定文を受けた nor / neither)
  2. 目的語の後置(後方への移動)
  3. 挿入
  4. 同格
  5. 等位接続詞による文の複線化
  6. 等位接続詞や一般的な接続詞のあとの省略、仮定法の if の省略
  7. 強調構文
  8. 譲歩の表現の一部(as / though / that を用いる、be を用いる)

これが全てではありませんが、何やら難しそうですね。これらは、中学文法をマスターしたあとにできれば理解してもらいたい文法事項です(8を除く)、、、が、偏差値60を目指すということであれば、あまりわからなくても神経質になる必要はありません。

4 単語や熟語を覚えて長文の問題を解いてみる

まず、いきなり長文を読むようなことはしなくても大丈夫です。

わからない単語や表現を一つ一つ辞書で引くことは、もちろん悪いことではありません。しかし、さすがに何もない状態から長文読解に取り組むのは少し時間がかかりすぎてしまうでしょう。

そこで、大学入試用の単語集や熟語集の「基礎レベル」くらいは覚えておきましょう。

驚くほど、覚えた表現が長文の中に出てくるはずです。

基礎レベルの習得が終わったら、長文の学習と並行した形で知識を補充していけば飽きずに学習を続けることができると思います。目標は、「センターレベルよりもやや高いレベル」の知識を習得することです。

単語や熟語などの知識は、多すぎて困るということはありません。どうせ邪魔にならないのですから、基礎レベルの習得が終わったら、積極的に知識を増やしていきましょう。

5 記述問題の解答の仕方に注意する

記述型の模擬試験をはじめて受けると、解答の仕方に戸惑うことがあるかもしれません。

ここでは、日本語で解答を作るときの注意点を挙げておきます。

「和訳せよ」=英語をそのまま日本語にすれば良い。代名詞などは「それ」や「彼」などのままで構わない。

「説明せよ」=まず内容をそのまま和訳して(直訳して)、抽象的でわかりにくい部分を具体的でわかりやすい表現に変えれば良い。

「要約せよ」=筆者が伝えたい主張や結論と、そこに至る筋道をまとめる。(例えば、あるターミナル駅からデパートまでの道を聞かれたときに、そこまでの簡単な地図をさっと描くようなイメージで考えてみましょう。地図には大きな道や重要な交差点、わかりやすい目印などを書くことでしょう。逆に小さなタバコ屋さんや美味しい料亭などは書き込まないはずですよね。このように、目的地(=主張・結論)に至るために重要なポイントを目的地と関係付けて書ききれば大丈夫です)

※この「要約する」ことについては、私が尊敬する国語科の先生が書いた「大学入試現代文の勉強法 要約する(2)」という記事に参考になることが多く書かれています。受験に現代文を使わないという受験生にとっても有益だろうと思います。どうか参考にしてみてください。

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