大学入試物理の勉強法 大学入試物理ができるようになるために必要な5つのこと

1 公式暗記では物理は出来るようにならない。

物理で伸び悩んでいる受験生で最も多いのが,「よくわからないから教科書で太字になっている公式などを暗記し,問題演習を繰り返して解法のパターンを覚えてしまう」というタイプの生徒です。

物理は化学や生物と比べても暗記量が極端に少ない科目で,例えば,物理の公式などを書きだしていくと,ノートに10ページもかからずに全てを書くことがでてしまいます。

しかし,覚える量が少ないからこそ,「公式をどのように用いるか」を正しく理解していることの方がはるかに重要です。

そのためには,物理原理を一つ一つ正しく理解して,現象を正しく捉えることをしっかりと意識していくことが物理の得点力を上げる最も効果的な学習法です。

2 正しくイメージできるようにする。

よく物理の学習において「なんとなく解くから物理ができるようにならない」,「イメージで解かないで理屈で考えないとダメ」のようなことを耳にしますが,むしろ高校物理においては,「正しい感覚をもつ」ことがとても重要です。

例えば,弓を引いて飛ばした矢を見て,「矢が飛んでいるのは,矢に力が働いて押されているからだ」と考える人と,「矢は飛んでいるが,矢を押すような力が働いているわけではない」と考えている人では,物理的な感覚がずれていることになります。

大昔の人々はどうやら前者のように考えていたようですが,現在では後者の方が正しいと考えられています。これが,「物体に力が働いていないとき,その物体は等速度運動を続ける」という慣性の法則につながっていくのです。

高校物理を学び始めたばかりの生徒や物理が苦手な人達は少なからず誤った物理の考え方をしてしまうので,まずは「正しい物理感覚を養う」ということを心がけましょう。

3 時には先人に学ぶことも重要。

では,どのようにすれば正しい物理的なイメージを持つことができるでしょうか。

勿論授業で先生に教わったり,参考書などで学習することで身につくこともあるでしょうが,おそらく皆さんが感じた疑問や,皆さんがしてきた間違いの多くは,物理が発展していくうえで,先人たちがすでに経験し,そして試行錯誤の末に解決してきたはずです。

ですから,時には先人たちがたどってきた軌跡を追ってみることも非常に効果があります。どのようにしてエネルギーや運動量という概念がうまれたか,温度や熱の考え方がどのように変遷してきたかを学ぶと目からウロコが落ちるように物理の理解が深まるようになるはずです。

4 物理は力学が6割を占める

これは入試において力学が配点の6割を占めるということではなく,物理という学問を学ぶ上で力学の理解が大きく関わるところが6割(あるいはそれ以上)ということです。

これもよく相談されることですが,「学校で最初の方に習った力学はまだできるが,後半になって熱力学や電磁気学に入ると全然ついていけなくなってしまった。」というような悩みを抱えている受験生は,当人も気付いていないことが多いのですが,実は力学にその問題があることがほとんどです。

例えば,電磁気の苦手な生徒は,「電位」という概念が理解できずに苦しんでいる人が多いのですが,これは力学で「位置エネルギー」という単元を正しく理解できていれば容易に理解することができます。(「電位」は「単位電荷のもつ電気的な位置エネルギー」です。)

また,熱力学は,その名称からもわかるように力学の考え方がその基盤となっています。

物理のほとんどの分野は,力学の考え方を基としていたり,もしくは計算手法として力学を用いるので,力学を正しく理解することが,他の分野の理解までに大きく影響することは強く意識してください。

5 問題演習の質にこだわる。

物理の各単元を正しく理解できたら,今度は演習によって理解をさらに深め,その単元のポイントを定着させていかなければいけません。

このときに多くの問題にふれようとするあまり闇雲に問題を解いていくというのは,必ずしも効果的な学習とは言えません。

ある程度コツをつかんでからであれば,定着や解答のスピードを上げるために量をこなすことも重要ですが,最初のうちは,良問を時間をかけて解答して,理解を深めていく方が効果的です。

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