大学入試現代文の勉強法 大切な3つのこと

1 本文を150字~200字で要約する。

大学教授が最も出題したい問題は、要約です。
しかし、採点に手間がかかります。答案を上中下で分けることは、一目でできますが、たとえば93点か87点か78点かを判断するのが極めて手間がかかります。

また、採点者によって点数のブレができるため、採点会議を何回も開かなければいけません。

出題したくてもできない状況です。
現代文の問題として実際に出題している大學は、一橋大学(全学部)です。

その他、慶応大学が、小論文の問題として要約を課しています。

この二校だけしかでないかというとそうではなく、東大の二次試験の第一問の一番最後の問題、早稲田大学法学部の問題など、本文全てを要約させる問題ではないものの、一部を要約させる問題を出題する難関校は多くあります。
また、傍線部の問題であっても、全体の流れが分からなくては解けない問題は、近年、多く出題されます。
要約力をつけなければ、問題を解けません。また、読解力、記述能力などの国語力も付きません。

要約の鍛錬こそ、厳しいですが、一番近道の勉強方法だといえます。

2 読書

予備校の講師室で休憩していると、「先生、問題集は何をやればいいでしょうか。」という質問がよく出ます。気持ちはわかります。しかし、問題集は誰しもがやっています。それなのに、力が付く人とそうでない人がいるのはなぜでしょうか。
問題集が効き目があるのは、他の科目の場合だと思います。

たとえば、数学です。因数分解、軌跡、場合の数や数列などが自然に思い浮かびますが、自分でゼロから考えるよりも、問題を解くことで、解答者(問題集の作者)の発想や考え方を身につけるという面があります。

悪い表現かもしれませんが、パターンを身につけるという面は否定できません。
日本史なども同じです。筆者は近世の思想を研究していますが、ある日本史の先生は、
「あんたが研究している、臨済宗と馬琴の関係なんて入試には出ないよ。『南総里見八犬伝』ー滝沢馬琴 と、『雨月物語』-上田秋成 まとめて、カードで暗記して、江戸期の読み本と覚えておけばいいだけだ。」といいました。

寂しいですが、確かに入試の出題範囲を知ることは、無駄な勉強をしないためには必要です。
現代文の場合、問題集を解いても、数学のように、発想を身につけたり、日本史のように出題範囲を身につけることは、出来ません。
考えてもみてください。

現代思想やら西洋美術史やらのチンプンカンプンの本文にくっついた傍線の問題をただ解くだけで、現代思想や西洋美術史がわかるでしょうか。また、日本史の山川の教科書や一問一答のように、これを覚えれば何とかなるという出題範囲が、現代文にあるでしょうか。
また、詳述しますが、読書して知識や教養や、問題意識を高めることも必要です。

しかし、時間がありませんので、巧妙な方法で読まなければいけません。

3 漢字

漢字の配点は少ないです。では、漢字は無視していいかというと、決してそんなことはありません。
漢字が弱い人は、本文の内容が読めなくなるからです。
思惟、悟性、典範、定立、無意識、即自、対自、表象、二項対立、不条理…
何とも難しい言葉ですが、漢字の能力があれば、一通りはわかる言葉です。
読書家の方は、たとえば、文学部哲学科を出ていらっしゃらなくても、哲学書はお読みになれます。

他人から教わらなくても、漢字を手掛かりに読んでいるのです。

漢字力こそ、評論(たとえばセンター試験の第一問)を読解するために絶対に必要な力です。

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