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医学部入試・AO入試対策 志望理由書の書き方(その1)

志望理由書の書き方

志望理由書というものは、学科指導と違い、どんな人でもすぐに効果が出るものです。
しかし、一般に行われている指導がもっとも行き届いていないところです。

まず、指摘したいのは、

1 大学は学問をするところであり、志望理由書は教授が採点する。

という点です。

皆さんに、こちらが指導する前に書いてもらうと、

  • 「アルバイトにサークルにと、視野を広げて人間的に成長したい。」
  • 「校舎がきれいで静かな環境にあるので、オープンキャンパスに参加して進学を決めた。」

などという内容になります。

問題外の外とは、このことです。


アルバイトやサークル活動をしたい学生、きれいな校舎や静かな環境に憧れるような、軽薄な学生を、営業担当の事務職員ならともかく、研究を職業とする教授が取りたがるでしょうか。そんなわけはありません。

第一、視野を広げたいなら、大学生になる必要はありません。極端な話、人間の欲望や企業や政治家の裏の裏まで知り尽くしている暴力団は、エリートサラリーマンよりよほど視野が広いでしょう。きれいなところが好きならば、西麻布にでも住んで、夜な夜な六本木に繰り出せばいいだけです。

大学教授にとって、教育は雑務ですし、高校教員とは決定的に立場が違います。

研究設備がなくても研究を続けることができる文系には、たまに、高校の教員を経て論文を書いて大学教授になった人がいます。

ある人が、高校教員時代と短大教授時代に、教え子の女子生徒が売春で逮捕されたという事件に出会ったそうです。

高校の時は、親が怒鳴り込んできて、「うちの子は清純だったのに、オタクはなんという教育を…」とクレームを付けましたが、短大の時は、親が地方から上京し、高そうなブランデーを持ってきて、「先生のお力をもって、なにとぞ退学だけはご容赦を…」と平身低頭だったそうです。

もちろん、親の違いもありますが、大学はそんなものです。ひどい生徒は切り捨てていいところです。

友人に大学教員が多いので、話をよく聞きますが、たとえば、ある国立大の教授はこんなことを言っていました。

「今の子は、勉強ができない。それはいい。勉強できるようにさせてやればいいだけだ。しかし、人の意見に合わせようとする。わからないところは自分で考えず、答えを探す。これでは話にならない。」

なるほど。「勉強できるようにさせてやればいい」とは、これはまた、大した自信だと突っ込みたくなりますが、後半は心から納得です。

彼は西洋哲学を学部や大学院で教えていますが、おそらく、ドイツ語ができる出来ない以前の心構えに欠陥がある学生に手を焼いているのでしょう。

志望理由書はそんなところのチェックを兼ねています。

 

 

 

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